公私ともにとてもお世話になっている心斎橋リフォームさんにお声がけいただき、心斎橋リフォームマガジン「Dr.久美子のリフォームクリニック」特集にて、メンズビスポークスーツをレディースサイズにお直ししていただきました。
こちらの「Dr.久美子のリフォームクリニック」は、心斎橋リフォームの副社長/ 丸の内店店長兼チーフフィッターの内本久美子さんが「Dr.久美子」として実際に心斎橋リフォームのお直しのBefore&Afterを解説する特集です。過去には業界の様々な大御所が登場なさっています。
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心斎橋リフォーム副社長・丸の内店長兼チーフフィッターの内本久美子さん
今回お直しをお願いしたスーツは「Gabriele Pasini (ガブリエレ パジーニ)」のメンズビスポークスーツ。
ナポリの名匠チェザレ・アットリーニ氏からサルトリアーレを学んだガブリエレ・パジーニ氏は、”モデナの怪人”との異名をもつ鬼才。サルトリアーレの伝統とモダンをミックスしたその独特な感性で現在は「LARDINI(ラルディーニ)」とタッグを組みコレクションを展開しています。
そんな「Gabriele Pasini」のビスポークスーツですが、とても小柄な知人男性から譲っていただいたもので他の男性が着るのはほぼ不可能と言えるほどタイトな作りになっています。
私自身、レディースサイズでもほとんどの既製服はサイズが合わない、華奢な体型なのがいつも悩みのタネです。特にパンツはレディース5号サイズでもかなり大きくて、ほとんどがウエストとヒップの三方詰めとヒップから裾までを詰めて細くすることになります。
こんな私の体型ですが、なんと今回のスーツの現物はパンツのウエストが少し大きいだけでヒップはピッタリという驚きの細さ…!しかし、やはりメンズ体型のジャケットは大きく全体的な修正が必要でした。
Dr.久美子さんによると、今回のお直しのポイントはジャケットを上に持ち上げて着丈を詰めることでフロントボタンとVゾーンの位置を調整し、見頃をバストに添わせるように処理をしたこと。
袖とラペルを外して肩線(ジャケットの前身頃と後ろ身頃をつなぐ肩ラインの部分)を開き、Pasiniのパターンの綺麗なシルエットを保ちながら詰めてくれました。これによりアームホールも小さくなり、合わせて袖筒も細くなっています。また、袖ボタンは本切羽の仕様で袖口から詰めるには限界があるため肩の方から袖丈を詰めてもらいました。
こちらはAfterの撮影風景。素敵な仕上がりに大満足です。
詳しくは、心斎橋リフォームさんの「Dr.久美子のお直しクリニック」をお読みくださいね!
☞「Dr.久美子のリフォームクリニック メンズのスーツを女性用にカスタマイズするの巻」/ 心斎橋リフォームマガジン Vol.20
(病み上がり&徹夜明けでひどい顔してますがご了承ください。泣)
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